ぬか床どこ

我が家に突然「ぬか床」がやってきました。


ずーっと以前から、
おいしいぬか漬けに出会うと、
「ぬか床づくりに挑戦したいな」
と、思いつつ
「あ〜、ムリムリ」
と、一人突っ込みをして、距離を置いていました。


昨年、大好きな作家の一人・宮本輝さんの
『にぎやかな天地』を読み、
「やっぱ発酵食品っていいなぁ」と、
しみじみ。
その時は納豆やお味噌汁、買ったぬか漬けを
食べる回数が増えただけで
(とりあえず影響される私^^)
ぬか床をお世話するまでには、至らず…。


その本の主人公は、
味噌、醤油、鰹節などの発酵食品を求めて
日本各地を取材する男性。
彼は、ぬか漬けまで自分で作り始めます。
阪神大震災の記憶や祖母の過去などを
目に見えない微生物の営みにからめて
人間の心の機微を表現している深い本でした。


本を読み終えて、しばらくするとまたまた
ぬか漬けがまた遠い存在に。
そうしたら昨夜、夫が急に「ぬか床」を持って帰ってきたのです。

きっかけは、夫の職場の中谷さん。
ベテラン主婦でもある中谷さんが、
「どう?」とすすめてくださり、
夫がその気になって、始めることになった次第。

なんてラッキー♪
中谷さんに感謝です。


我が家の「ぬか床」主導権は夫に任せて
しばらくは(??)、
おいしいぬか漬けを食べられそうです♪


お漬物の塩分の取り過ぎには気をつけながら、
発酵食品の奥深い味わいを楽しんで
快調な生活を送りたいと思っています。


【今日の1%】


発酵食品をもっと意識して食べる。