小室淑恵さん×読書朝食会

週末、友人に薦められて
初めての読書朝食会 "Reading-Lab"に参加してきました。



「読書朝食会メンバー100人が選ぶ珠玉の100冊
 〜余命24時間 後世に残したいこの1冊〜」


というすごいお題。
浜町区民館に約100人が集まり、
6人の小グループに分かれて、
それぞれのグループで
自己紹介&持ってきた本の紹介をします。


私のいたグループは
女子大学から40代の男性まで幅広く、
バラエティー豊かなラインナップ。
新鮮でした。
本の世界は深くて広いです。


グループワークの後は、
株式会社ワークライフバランス
代表取締役 小室淑恵さんの講演・質疑応答会。


私にとって特に印象的だったのは、次の3つです。


1.(平均的に)夫の収入のみで養えるのは
 40年前は3人の子どもだったが
 今は1.2人である。

 
 97年に、専業主婦の家庭と
 共働きの家庭が逆転。
 (今では共働き世帯の方が多い)


2.これからは、仕事を定時で帰らなくてはいけない理由は
 「子育てのため」よりも
 「介護のため」が増える。
 “もう一つの2007年問題”があり、
 団塊世代が退職して15年たった2022年は、
 介護が必要になる人が多い75歳に突入。


 親の介護は、昔に比べ子どもが少ないため
 男女に関わらず大きな負担になる(自分の親は自分で看る)

  
 施設はどこも飽和状態。


3.小室さんや小室さんの会社の人は、
 一日8時間、週5日以上は働かない!
 残業も持ち帰りもしてはいけない。


 独立当時は長時間仕事をしていたが、
 免疫力の低下や
 「ワークライフバランス」を推進している身で
 考え直した。
 今は、時間が決められているから
 仕事をしたくてたまらない。


 仕事に時間制限を設ける。


ナルホド〜。
特に、週末に仕事を持ち帰ることが多い私としては、
3.の決められた時間以上は仕事をしない、
その中で、どんどんこなす話にビックリ!


ふ〜む。
相当量の仕事をされているだろう小室さんが
時間に制限を持たせて、きっちりと仕事をこなす。
仕事中の密度が、相当高そうです。


時間をつくり出すのではなく、
“限られた時間をもっと有効に使いましょう”と。


実際、当日いただいた本
「結果を出して 定時に帰る時間術」
目次をピックアップしても
参考になることばかりです。


・「時間がたくさんあるほうがいい」は誤解
・残業をやめたら仕事もうまくいく
・とにかく予定を入れてみる
・後輩に仕事を任せてみる
・「同時並行術」で集中力アップ
・メールに振り回されない
・帰りの遅い夫とも、家事・育児を分担


歯切れのいい話し方をする小室さん、
質問に対する答え方が、丁寧ですし、
無駄な言葉がなく、さすが。
(私が言うのもなんけど…)


雑誌やテレビで存じ上げていましたが、
目鼻立ちがクッキリとした、
想像以上に美人さんでした。


1000円の会費で、
サイン付きの本までいただき、
主催者のリーラボの皆さま
どうもありがとうございました。


【今日の1%】


一日の仕事を8時間以内で終える。週末に仕事しない!