夏です。

梅雨があけ、夏本番の暑さ。
我が家で今年の初スイカをいただきました。



イカを食べると、
口の中いっぱいに夏を感じます。
瑞々しくて甘くて爽やかな味と香り。
(大好きなので、つい食べ過ぎてしまう・・・)


味で季節を感じたり、
なにか遠い思い出を呼び起こしたりすることって
ありますよね。


私は、「なまぬるいキウイ」を食べると
子どもの頃に母がつくってくれたお弁当と
なんとなくのイベント感(?)を思い出します。


遠足や運動会などのイベント時、
私のお弁当には、
カットされたキウイが入っていたんですよね。


お弁当の中で、なまぬるくなったキウイ。
ちょっとヌルっとして、いっそう甘さが強調されて感じ。
おいしい・まずい、じゃなくて独特の風味があって、
それを味わうと、その時のことをぼんやり思い出して
急に優しい懐かしさがこみあげます。


今日はたまたま中部圏ではよく食べられる、
「牛しぐれ煮」と「肉みそ(豆味噌ベース)」を味わい
思わず「懐かしい〜っ」と
言ってしまいました。


イカで季節を感じ、
「牛しぐれ煮」と「肉みそ」で育った土地を思い出します。
(しぐれ煮とは、佃煮風に醤油と砂糖などと、生姜で煮たもの)


そういうのってありますよね。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚の五感全体で残っていて
だからこそ記憶に残っているでしょう。


夏の野菜や果物がたくさん出回ってきました。
今だからこそおいしい旬のものを
今年もたくさん味わいたいと思います。


【今日の1%】


食べものの記憶を楽しむ。