安すぎる食品!?

私が安すぎる食品を買って、
「農家の方に悪かったのでは」と
思ったのには、ずいぶん前に読んだ
新聞記事が頭の片隅に残っていたからです。


その時のメモをそのまま書きます。


08年11月8日 朝日新聞 山本謙治氏

「農家で食べていける水準に」


・平均2ヘクタールの田んぼ、
お米を作り、売って手元に残るのは、150万円


・農業就業人口70%が60歳以上


エンゲル係数25%以下---ここ15年変わっていない


・「新鮮で、安全で、
 おいしくて、安い食べ物は存在しない」


「安すぎる食品はどこかおかしい」と疑う。
 高くてもよい食品を買うことは、
 「未来への投資」と考えるべき


「やまけん」こと山本謙治さんの意見に、
なるほどと思いつつ、


う〜ん、考えてしまいます。
同じような商品があったら、
つい安い方に手が伸びるもの。


以前、小山薫堂さんが、
書かれていたことも頭をよぎります。


 お金は欲しいものを手に入れるだけでなく、

 応援したい企業や商店、作り手に

 拍手を送るために使うものです。


その時のお財布状況にもよりますが、
未来への投資」と「拍手を送るため」にお金を
使うのが、“理想的な正しい使い方”。


買い物をしていると
少しでも安く買いたいという
つい目先のことしか考えられなくなりますが、
“理想的な正しい使い方”を
したいものです。


極端に高いものは
気持ちがあっても、手はでませんが、
お財布事情と相談しつつ、
バランス感のある使い方をしたいものです。


【今日の1%】


お買い物するときに“投資と拍手”について
あてはまるか、考えてみる。