『茶の湯の名品』の点と線
お天気の良かった週末は「グルメ朝食会」の後、
日本橋の「三井記念美術館」へ行ってきました。
6月28日までの展示内容は
『三井家伝来 茶の湯の名品』。
国宝や重要文化財の展示もあり、
「おぉ美しい!」と思うものから、
「う〜ん私にはまだまだワカリマセン」というものまで
150点ほどの名品が展示されていました。
(もう終わったイベント紹介になってしまい、すみません)
以前もこのブログに書いた
直木賞授賞作品の「利休にたずねよ」(山本兼一)と
古田織部が主役のマンガ「へうげもの」(山田芳裕)に
ハマッタ後だったので、、
楽しさが倍増したような気がします。
(本もマンガも、私の中ではかなりヒット。超おススメです)
一部の展示品ですが、ほんのわずかでも知ると、背景が見えてきて、
気持ちが入り、感じ方が変わってきます。
まさしく「知ることは愛」です。
例えば、千利休に茶を学んだ山上宗二(やまのうえそうじ)が
秀吉にむごい処刑をされ、
それを嘆き悲しむ千利休の書を見た時の感じ方の深まり、
“ひょうげもの”(=ひょうきんな人・おどけた人)と言われていたらしい
古田織部の肉筆を見れた嬉しさ、
そして、そのあまりに個性的な字に驚き、妙な納得と親近感など
読んだことによって感じ方を広げ、
また、記憶の確認にもなり、楽しかったです。
点が短い線になった気持ち。
(とはいえ、まだまだ短い……)
絵画は大好きですが、
しばらく器を優先的に美術館巡りをしようかなと
考えています。
美術館への道中、日本橋をぶらぶら歩いていると
デパートだけでなく、
結構いくつかの地方のアンテナショップがあるんですね。
(私が入ったのは、奈良県、島根県、新潟県の3県)
地方の名産を見たり、試食したり、買い物したりで
なかなか楽しかったですよ。
【今日の1%】
テーマを絞って美術館めぐりをする。