今週の読書記録<5月-3>

木曜は読書記録の日。
今週読了したのは1冊でした。
(09年目標100冊。現在49冊)


今週は、いつもに増して読み散らかし(?)状態で、
途中の本が5冊程。
そのため読了冊数が少なくなってしまいました。


今回の1冊は(まさに1冊)は、
『多読術』(松岡正剛)です。



アートカフェを開いてくださっている小島さんに
「本にまみれて生きている方の本で、
 本がたくさん読みたくなりますよ」
と紹介いただいた本。


読書を哲学していて、
思考がぐーっと深まる感覚を味わえました。


単純に面白いというより、
脳に刺激を与えた感じ。
まるで、ヨガで
いつもは使わない体の筋肉を使っているような感覚です。


本を読む幅をひろげたいとしみじみ。
自分の読書履歴の浅さを感じずにはいられませんでした。


私が特に印象的で「これはやってみたい」と思ったのは、
次の部分です。

つまり本をノートとみなすことなんです


今まで線くらいはよく引いていましたが、
本にメモすることは少なかったな〜。
書いたものを誰かに見られたら恥ずかしいし、
(実際はあまりないだろうけど)
「汚したくない」という気持ちがあったのだと
思います。

鉛筆でも赤ボールペンでも、読みながら印をつけていく。
これは、そうとうに、おススメです。

最初は好きなマーキングでいいでしょうね。
傍線を引くとか、気になる単語や概念を線で囲むとか。
いろいろな印をつけてみるとか。
それをさっさとやる練習をします。

(中略)

でも、少し慣れてきたら、
マーキングの印をいろいろ決めていくといい。
人名と概念を分けるとか、
同意マークと疑問マークと分けるとか、
著者の強調箇所と読み手が気になった箇所とに、
別々のマーキングをするとか、いろいろです。

(中略)

何年かたってその本を読むとき、
マーキングを追うだけでその中身が初読時以上に
立体的に立ち上がってくるというふうになりました。

無知から未知へ、それが読書の醍醐味です。


【今日の1%】


本にどんどんメモして、ノート化させてみる。