今週の読書記録

これまで、月1回の読書記録でしたが、
こらからは、週1回に変更します。


理由は3つです。

1.一度に3冊紹介するため、文章が長すぎてしまう
2.もっとたくさんの本を紹介したい
3.もう少し細かな自分自身のための記録としたい


というわけで、これから毎週木曜は
私が気に入った本の日♪


まずは5月1〜14日の読書合計数は6冊(プラスまんが4冊)でした。
(09年目標100冊。現在46冊)


今週のお気に入りは、次の本に決定!

日日是好日(にちにちこれこうじつ)「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』森下典子



また「お茶」もの? と思わないでもないですが、
マイブーム<1>のせいか、
本屋に行くと、この文庫本が目に飛び込んできて
迷わず購入しちゃいました。


著者がお茶を習い始めてから25年間のエッセイです。


お茶を習ったことがあるひとは、
「私もそうだったよぉ!」
と決まりごとの多さや細かさにとまどったことを
思い出し、共感すると思います。


お茶を習っていなくても、
季節のうつろい、匂い、色、音、器の触感、
お茶やお茶菓子の味わいや美しさなどなど
五感に訴えてきて、味わい深い本です。


なんとも懐かしい感覚を呼び起こしてくれます。


読後は、清々しさと
全てのものを慈(いつく)しみたくなるような本でした。

私たちはいつでも、
過去を悔やんだり、
まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。

(中略)

過去や未来を思う限り、
安心して生きることはできない。
道は一つしかない。
今を味わうことだ。
過去も未来もなく、
ただこの一瞬に没頭できた時、
人間は自分がさえぎるもののない
自由な中で生きていることに気づくのだ……。

(中略)

雨の日は、雨を聞く。
雪の日は、雪を見る。
夏には、暑さを、
冬には、身の切れるような寒さを味わう。
・・・・・・どんな日も、その日を思う存分味わう。


日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(森下典子

【今日の1%】


まずは毎日の天気から楽しむ。