マイブーム<1>
たまたま聞いてたラジオがきっかけで
G.Wに初めて買ったものがあります。
それは、青年コミック!
男兄弟がおらず、姉妹で育ったせいか少女マンガにどっぷりハマり、
線が太くて、強くて、激しい少年マンガはちょっと苦手でした。
(とはいえ、もちろん読んだことはあります。
「自ら」買ったことがナイだけで、友人宅や借りて読んでました)
購入したのというのは、『へうげもの』(山田芳裕)です。
(「ひょうげもの」読みます)
利休の弟子・茶人であり、戦国武将だった古田織部が主役の
05年から週刊モーニングで連載を開始している時代劇マンガ。
(私が知らなかっただけで、結構有名な作品みたいですね^ ^)
今は8巻まで出ているらしく、
私はまだ4巻までしか買ってないので、早く続きが読みたい…。
買わねば。
器のことも、歴史のことも勉強になるし、
意外な切り口がなかなか面白いです。
(学校で習った歴史とは違うところもあって、興味深いですよ)
岐阜出身の私には「織部焼」はとっても身近でしたが、
古田織部のこと詳しく知らなかったかも。
『へうげもの』を買う前に、
ちょうど『利休にたずねよ』(山本兼一)を
読み始めていて、並行して読むとマスマス世界が深まります。
全く違う切り口(人物像)で、面白い。
そうしたら、同じくG.Wに本棚を整理していたら、
一年前に買っていた
『カーサ ブルータス』(マガジンハウス)08年4月刊行
<もっと知らないと恥ずかしい!日本建築、デザインの基礎知識パート2>があり、
『へうげもの』掲載ページを発見!
「茶と茶道具に凝縮された、日本人の美意識」
というコーナーには、『へうげもの』がバッチリ紹介されて、
マンガの古田織部と茶道の家元・千さんの、
バーチャル茶会なるページが・・・・・・。
そういえば、一年前にこれを見た時は
「う〜ん、マンガが邪魔っ」
くらいに思っていたような……。
なのに、今見ると
「おぉ〜♪」と、とっても好意的。
やっぱり“知るは愛”ですねぇ。
マンガの紹介もしっかりしてあり、
オススメしていたのに、
完全に素通りしていました。
「知っているものしか認識しない」とは、
よく言ったものです。
さすが『カーサ ブルータス』、
写真はきれいだし、詳しく載ってます。
そんなこんなで、影響されやすい私は
G.Wは久しぶりにお抹茶を購入して、
自己流に点てて、楽しんでいました。
茶道具にはなかなか手が出ませんが、
本屋に行くと、違う本も手に取り、
本やらマンガやらで、楽しんでいます。
3冊以上同じジャンルのものを同じ時期に読むといいですね。
特に歴史モノは、登場人物が多いのですが、
覚えるし、記憶に残ります。
また、本それぞれの特徴(捉え方の違い)もよくわかります。
あぁ、またお茶を習いたくなってきました。
ずいぶん昔にお茶お華のお稽古に通っていましたが、
教えていただいた先生が亡くなられ、そのままです。
【今日の1%】
知らないジャンルのものは3冊読むべし。