「アートカフェ」に参加してきました。

週末、面白いプログラムに参加してきました。
それは、HRインスティチュートコンサルタントである
小島潤子さんが企画された
コーヒーやお菓子と一緒に、アートを楽しむ「アートカフェ」というもの。



興味深々の「アート」と
大好きな「カフェ」が一緒になったプログラムに
飛びついた私です。


現代アート作品を小島さんナビゲートのもと
出席者(その日は3人)で感じたこと、感想をお話します。
小島さんをはじめ、初対面の方々ばかりでしたが、
とてもいい時間を共有させていただきました。


自分としっかり向き合い、
言葉を探していく作業は、ちょっとした苦しさもありますが
本当に楽しい時間でした。


みなさんの感性に、
触発されたり、
共感したり、
ビックリしたり、
とにかく温かくてじんわりとした面白さ。


作品が「好き」「好きじゃない」というのも
ひとつのメッセージを受け取ったことになる。


現代アートはわかりにくくて
それこそあまり好きではありませんでした。
が、一つの作品とじっくりと対峙して、
自分がどう感じているのか探っていくことで、
「好き」「嫌い」だけじゃない
なぜそう感じるのか、と考える。
そういう作品の楽しみ方を教えていただきました。


コーヒーや紅茶をいただいて、
お菓子をつまみ、
(社長であり多くのビジネス書を執筆されている
野口吉昭さんから、おいしいチョコレートの差し入れがありました。
ありがとうございます!)
数人で一緒になって
じっくりアートを楽しむ。
なかなか贅沢な時間です。


「わかりにくいから嫌い」だった現代アート
ちょっとだけ近寄れた気分。


説明の中で、なるほどと思ったのが、
『本を読む本』の「読書について」からの引用です。
「読書」の部分をそのまま「アート」と置き換えられると思いますよ
と教えてくださいました。

完全に受身の読書などありえない。
読むということは、程度の差こそあれ、
ともかく積極的な行為だが、
積極性の高い読書ほど、
良い読書だということをとくに指摘したい。


読書活動が複雑で多岐にわたり、
読書にはらう努力が大きければ大きいほど、
良い読み手である。
自分自身と書物に対して意欲的であればあるほど、
よい読み手といえる。


『本を読む本』M.J.アドラー   C.V.ドーレン (著)
外山滋比古  槇未知子 (訳)


また来月もあります。
楽しみです。


ちなみに、今、開催中の
川村記念美術館の「マーク・ロスコ展」が
おススメだそうです。
厳しい条件をクリアしないと展示できない作品で
貴重なのだとか。
お近くの方、ぜひ行ってみてください。
私もなんとか行きたいなぁ。



【今日の1%】


美術館に行ったら、
一つはじっくりと積極的に鑑賞してみる。