読書記録(09年3月)

3月は、少しペースが落ちて8冊でした。
(09年目標100冊。1〜3月合計 28冊)


ペースが落ちた理由は、
読みにくかった本に時間を取られ過ぎてしまったこと。
その本は、いつくかのものに「いい」と紹介されていたので購入。
良いことは書いてあるのものの、
今の私には響かず、(さらに睡魔にも襲われ)
手間取ってしまいました。


いつもは、場所によって本を変えて
同時期に2冊は読んでいるのですが、なぜかそれもせず。
(ムキになってた?)


その本は「今は読まない」という判断を早くするべきでした。
やっぱり「決断」が大事ですね。
「読むべきとき」が来たら、また手に取るでしょう。


では、先月の「私のベスト3」です(読んだ順に)。
『この世でいちばん大事な「カネ」の話』西原理恵子
『建築家 安藤忠雄安藤忠雄
奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録』石川拓治


今回は、
人物、それぞれの激しい人生に
惹かれたものばかりになってしまいました。
どの本も強烈で圧倒されます。

『この世でいちばん大事な「カネ」の話』西原理恵子


題名で拒絶した友人がいましたが、
あらすじを話たら、納得してくれました。

読んでいて苦しくなるくらい「カネ」にまつわる現実の話です。


以前、テレビに出ていた西原理恵子さんを見て、
なぜ彼女は何者にも媚びず(遠慮がなく?)、
批判を恐れず、自分をさらけ出して
言いたいことが言えるのだろうと思っていました。
それは、それだけ
彼女が数々の経験をし、
お金や仕事に対する距離感がしっかり確立されているからなのですね。


「お金・貧困ということ」「サービス精神」「最下位の戦い方」など
考えてしまうこと、学ぶべきところがたくさんあります。

働くぞーっ!


『建築家 安藤忠雄安藤忠雄


以前のブログにも書きましたが、
内容がよかっただけでなく、
「自分の頭で考えること」を考え、
考えていなかったことを
猛烈に反省するきっかけを
与えてくれた本なので選択しました。


安藤氏は、自分にもクライアントにも厳しい方で、
なぜそこまで戦えるのか、妥協しないのか・・・・・・
その信念はどこから生まれるのか。
彼はとことん自分で考える人間です。

奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録』石川拓治


リンゴ農家の木村さんは、
呆然とするくらいすごい方です。
壮絶な生き方です。


世の中には、こんなにもまっすぐに強く、
困難に対しても真剣に夢中になれる人がいらっしゃるんですね。
そして、美しいくらい謙虚です。


無農薬リンゴをつくる木村さん
読んでいて、何度も目に涙がたまりました。
ご家族もすごいです。
私なら、耐えられるかどうか。
(というより無理でしょうね)


常識にとらわれず、
行動する強さと情熱。
いい意味でバカになる。
私は何バカなれるのだろうか。



【今日の1%】


読む読まないの決断を早くする。


体当たりで生きていく。