情熱の源

夫が習い事をしているところに
素敵なマダム風の女性が入会してきたのだそうです。


お稽古を終えて、みんなで食事をしているとき
初心者の彼女は


「こんなに自分が“ぶざま”だなんて、つらかった」


と、おっしゃったのだとか。


おぉ。マダムってば、すごいセリフですね。
そのマダムは、もちろん辞めずに続けていらっしゃいます。


“ぶざま”な自分を認め、それがつらいから、
必死に努力するのかもしれません。


私自身も、
フードコーディネーターの学校に通っていた頃、
すごい劣等感から
必死だったことを思い出しました。

情熱は苦難からしか生まれない。


情熱の意味であるpassionは、「受難」という意味もある。
受難、苦しいことがあって、がんばれる。
その情熱こそが、努力の原泉です


これは、茂木健一郎さんが
本屋さんでのミニトークでおっしゃっていた言葉です。


う〜ん、そうかもしれません。


明日から4月1日。
新人さんたちは、もしかすると
“ぶざまな自分”に出会うかもしれないけれど、
それをきっかけに情熱をもって
社会に羽ばたいてほしいなと思います。



【今日の1%】


“ぶざま”を受け入れ、情熱にかえる。