お金の使い方
お金は欲しいものを手に入れるだけでなく、
応援したい企業や商店、作り手に
拍手を送るために使うものです。
第81回米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した
「おくりびと」の脚本家でもある
小山薫堂さんの言葉です(09年1月12日付日本経済新聞)。
身の丈にあう範囲で、
「応援したい人に拍手を送るため」にお金を使う。
そうしたら、無駄な買い物はしなくなりそうです。
そもそも私は(誰もが?)、
作り手のこだわりや思い、職人技のすごさなどを知ると
欲しくなるのと同時に応援したくなって、
つい買いたくなってしまいます。
(そのあたりを、「通販生活」はうまく捉えてますよね)
そういう買い方をしたものは、愛着があるから、
大切に食べたり、使かったりします。
買うだけでなく、
私も、応援したくなるような、
拍手を送りたくなるような
作り手、書き手になりたい、と強く思います。
ちなみに、小山薫堂さんは、
今年から東北芸術工科大の企画構想学科 学科長でもあるらしく、
選抜の基準は、
「多くの人に幸せを届けたいと、どれだけ強く思っているか」
なのだそうです。
映画「おくりびと」が多くの人から
たくさんの拍手が送られた理由の一つが見えてくる気がしました。
【今日の1%】
拍手を送りたいものにお金をつかい、
拍手をされるような仕事ができる人になる。