「生活と芸術−アーツ&クラフツ展」に行ってきました!
土曜の午前中、上野の東京都美術館で開催している「アーツ&クラフツ展」に行ってきました。
会場に入ると、いきなり飛び込んできたのがこのことば。
『役にたたないもの、
美しいと思わないものを
家に置いてはならない。』
ウイリアム・モリス
さすが、ウイリアム・モリス様です。
今の私には、このことばが重い・・・。
「アーツ&クラフツ展」は、
19世紀後半のイギリスでウイリアム・モリスらを中心として興った
デザイン運動から、ヨーロッパ、そして、日本の「民芸」運動へ広がりを
作品とともにたどっていきます。
素敵なイスや家具、壁紙、タペストリー、書籍、テーブルウエアなどの
約280点が展示。
ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館との共同企画でもあり、
8年前に行ったロンドンも思い出しちゃいました。
もともと、イギリス好きの妹の影響で「ウイリアム・モリス」に、
夫の影響で柳宗悦や濱田庄司などの「民芸」に興味があり、嬉しい企画。
生活の中で、美意識を高めようとするのがいいですよね。
「手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見し、
シンプルなライフスタイルを提案する」
すてきな壁紙だけでなく、
欲しくなってしまったイス、洗練されたレイドル(いわゆるおたま)、
カトラリー、うつわ、電気ケトルなどがありました。
面白かったのが、イギリス人デザイナーのスープの深鉢。
日本に旅行にした時に神社の鳥居を見て、
取っ手のヒントにしただろうと言われているもの。
スゴイものを作る人って、どんなものでもヒントになるんですね。
4月には、目黒にある日本民芸館に行こうかと思っています。
週末は「アーツ&クラフト展」へ行って気持ちよくスタートできました。
寒い日でしたが、空が真っ青のいいお天気で
上野公園を歩いているだけでも気持ちが良かったです。
【今日の1%】
目や心にも栄養を。
美しいものを見てセンスアップ↑